2024.01.12
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ー電気工事でダウンライトを取り付ける費用は?依頼のポイントなど紹介ー

ー電気工事でダウンライトを取り付ける費用は?依頼のポイントなど紹介ー

ダウンライトは、部屋のイメージや印象を大きく変えられる点が魅力です。ただし、取り付けには専門的な資格が必要となります。

工事を依頼する際に、どのくらい費用がかかるのか気になる方は多いかもしれません。

ダウンライトの導入を検討する際には、後悔しないためにダウンライトの特徴や注意点を事前に押さえておくことが大切です。

今回は、ダウンライトの種類や取り付ける際に押さえておくポイント・電気工事にかかる費用の目安を中心に紹介します。

 

電気工事におけるダウンライトとは

ダウンライトとは、住宅の天井に穴をあけて取り付けられる小型の照明器具です。

電気工事では、天井部に埋め込むか、天井から突き出す形状で電気設備を取り付けます。

ダウンライトの主なメリットは、照明器具を天井に埋め込む形状になるため、広範囲に明るさを確保できたり部屋の空間を広く見せられたりする点です。

また、ダウンライトには、さまざまなデザインや形状があります。

部屋の形状・ライトの数・設置する目的などに応じて、適切なタイプを選びましょう。

ダウンライトの設置や交換には、電源の配線や接続など専門知識が必要なため、電気工事士の資格が必要です。

無資格の方が工事を行うと罰金が課せられるケースがあるため、専門資格を持った業者に依頼するのが一般的です。

 

電気工事におけるダウンライトは2種類に分かれる

電気工事のダウンライトは大きく分けて、一体型と交換型に分かれます。

工事の方法や業者に取り付けを依頼する際の価格に関わるため、種類ごとの特徴を押さえておきましょう。

 

一体型

一体型とは、照明器具と電球が一体になったダウンライトです。

一体型ダウンライトは導入費用が比較的安価です。しかし、交換時には電球のみを変えられないため照明器具自体を交換することになり、交換費用は高くなる傾向にあります。

近年では、寿命が長く頻繁に交換する手間が少ない、一体型のLEDダウンライトが主流になりつつあります。

 

交換型

交換型とは、照明器具と電球が分かれているタイプのダウンライトです。

交換型ダウンライトの特徴は、照明器具の取り付けにかかる導入費用が高くなる傾向にあります。交換型ダウンライトの電球の交換は、専門知識がない方でも可能です。

電球の寿命・故障した際や、明るさ・光の色を変えたいときなどに、気軽に電球の交換ができる点が交換型ダウンライトのメリットといえます。

頻繁に電球を交換する予定がある場合には交換型ダウンライトを選ぶことで、電球を変える手間を軽減できます。

 

電気工事でダウンライトを取り付ける際のポイント

電気工事でダウンライトを取り付ける際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ダウンライトの位置と数を確認しておく
  • 一体型と交換型の特徴を把握しておく
  • 複数の業者から見積もる

後悔しないための注意点を含めて紹介します。

 

ダウンライトの位置と数を確認しておく

ダウンライトを取り付ける際は、位置と数を確認しておきましょう。

ダウンライトの取り付け時は天井に穴をあけるため、設置後に気軽に位置を変更できなくなります。

ライトの位置を変える場合には、新たに天井に穴をあけ、さらに今までダウンライトがあった場所にできた穴を塞ぐ工程が必要です。

ダウンライトの位置を変えるには工事費用がかかるため、設置時には家具の配置や部屋の間取りなどを考慮して、慎重に位置を決めましょう。

一体型と交換型の特徴を把握しておく

電気工事でダウンライトを取り付ける際には、一体型と交換型の特徴を把握し、適した照明器具を選ぶことが大切です。

一体型は、交換型より導入費用を安く抑えられますが、手軽に電球の交換ができないデメリットがあります。

一体型を利用した際に「電球の明るさや色を変えたい」「ランプが切れてしまった」などの理由で電球を交換するときは、照明器具自体を交換しなくてはいけません。

また、照明器具の交換は業者に依頼する必要があるため、日程調整の手間や依頼料がかかります。

ダウンライトを交換する予定がない場合は一体型を、頻繁に電球を新調したいと考えている方は交換型を選びましょう。

ダウンライトを取り付ける際は、ライフスタイルに適した種類を選ぶことがポイントです。

 

複数の業者から見積もる

ダウンライトの電気工事を依頼する際には、複数業者から見積もりを取るようにしましょう。

ダウンライト取り付けに失敗しないためには料金だけではなく、提供サービスの内容や品質を比較し適切な業者を選択することが大切です。

また価格だけではなく、業者の口コミ・評判・施行実績などもチェックしておきましょう。

 

電気工事でダウンライト取り付けにかかる費用の目安

電気工事でダウンライトの取り付けにかかる費用は、新規や増設なのか・元々設定されている照明器具を交換するのかで、工事内容に違いがあります。

工事費用の目安と併せて、具体的な工事内容を細かく紹介します。

 

新規・増設の費用目安

ダウンライトを新しく取り付ける際の費用は、30,000~50,000円(税込)ほどが目安です。

費用内訳として、主に以下のような項目があります。

  • ダウンライト本体代
  • 配線・電気工事にかかる費用
  • 天井部のクロス張り替え費用
  • 廃材処分費用
  • 人件費・出張費

電気工事を依頼する業者や、取り付けるダウンライトの数や位置によって料金は変動するため、事前に見積もりをもらうことがおすすめです。

 

交換の費用目安

電気工事でダウンライト交換を依頼する際の費用は、15,000~30,000円(税込)が相場です。

主な費用内訳は、以下のとおりになります。

  • ダウンライト本体代
  • 取り外し費用
  • 廃材処分費用
  • 人件費・出張費

ダウンライトの交換のみの際には、天井への穴あけ工事が不要ですが、照明器具の取り外しや処分費用などがかかります。

新規取り付けや増設時と同じく、ダウンライトを取り付ける数やサイズなどによって料金が変わる点を把握しておきましょう。

 

まとめ

ダウンライトを取り付けることで、部屋の印象を大きく変えたり、空間を広々と使えたりといったメリットが期待できます。

ダウンライトの取り付けには、電気工事に関する知識や技術が必要となるため、専門資格がある業者に依頼するのが安心です。

電気工事を業者にお願いする際には、ダウンライトの特徴や依頼時のポイントを把握しておきましょう。

部屋のイメージを変えたいときやリフォームのタイミングに、ぜひダウンライトの導入を検討してみてください。

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